2015年4月14日火曜日

オウム真理教・麻原ファミリー[松本知子・松本麗華~]の画策と混乱・・・上祐史浩の戦略

9000文字数

麻原彰晃の三女アーチャリー[松本麗華]で出版本し全国公開による布石


麻原彰晃王国の七人衆⇔麻原彰晃・松本麗華・松本知子・上祐史浩が影響力保持
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■「三女の本(止まった時計)は嘘ばかり」麻原彰晃四女が語る“麻原一家”の今■
2015/6/6(週刊FLASH6月16日号)

「麻原の死刑は安保法案審議中におこなわれるという情報がある。
世間の関心をそちらに向けるためだ。
しかも今年に入って死刑執行はまだない。
安倍内閣ならやりかねない」(社会部記者)

こんな話が流れるなか、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(60)の
四女・聡香(仮名26)が、本誌インタビューに答えてくれた。

四女聡香は5年前(2010)に著書『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか』(徳間書店)を出版、
家族の中で唯一被害者に謝罪すべきとの立場を鮮明にしてきた。

だが、今年2015/3月、
アーチャリーこと三女松本麗華が『止まった時計』(講談社)という手記を出した。
また、ブログでも情報を発信している。

「1995/3月20日の地下鉄サリン事件後、20年の日で、取材は一段落すると思っていました。
でも、三女が本を出した事で変わった。
(三女松本麗華の)本はまったくフィクションと言っていい。
中には尊師は凄いと書いてある。
オウムを否定する言葉もない。
彼女(三女松本麗華)はオウム的な価値観の中で今も生きていると思います。
父については精神疾患を患っていると強調している。

つまりこの本は、父の死刑執行を回避する事を狙って出したのでしょう。
これを元信者さんたちが読んで信仰を取り戻すきっかけになりそうで怖いです」(四女聡香26)

麻原の家族は現在、みなバラバラで生活しているという。
➊妻の知子は次男と共に埼玉県内にあるアレフ本部の近くで暮らし、➽知子・次男group
❷次女と三女(松本麗華)と長男も近所の別宅に住んでいる。➽次女・三女(松本麗華)・長男group
❸長女と四女(聡香)は一人住まいだ。➽長女1人住まい・四女(聡香)1人住まい

公安調査庁は、
■三女アーチャリー(松本麗華)がアレフの幹部になっていると認定■、
また、麻原が亡くなった場合は、
長男と次男が新たな教祖として、教団を継承するとみられている。

長女は別として、
聡香以外は、いまだどっぷりオウムに浸かったままと見ていい。

「母親と三女(松本麗華)は絶縁状態になっています。
母親たちは今でも教団のおカネで暮らしています。
三女(松本麗華)にも取り巻きの元信者がいて、彼らの援助で生活している。
父の攻撃的な性格をもっとも継承したのは三女(松本麗華)でしたね。
だから5歳で後継者に指名された。

でも、のちに後継者は弟たち(長男・次男)に移りました。
教団は長男と次男が継承するというけど、彼ら(長男・次男)が宗教家になりたいなら、別の宗教をやるべきです。
オウムという土台の上に何を積み上げても、私は間違うと思っています」(四女聡香26)

かつての教団内部については?

「教団を支配していたのは性と暴力でした。
父は女性の幹部信者にはほとんど手を出していました。
【父の子供は全部で15人いるはずです】。

父だけでなく、
幹部の人たちにも、みな愛人がいた。

性のイニシエーションだと言って、結局、父も幹部もやりたい放題だったんです。
暴力については、脱会した信者が連れ戻された時、逆さ吊りの罰を与えられたのを見ました。
私(四女)が見た時にはすでに遺体です。
これは事件化していないはず。幼い頃でしたが、強く印象が残っています」(四女聡香26)

ここまで語ってくれた四女聡香。
きっぱりと教団との距離を置いているのは四女聡香だけだった。

(2015週刊FLASH6月16日号)

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オウム真理教勢力
▼活動地域=日本・ロシア連邦▼

2015年現在■信徒=1650人■
▼国内
出家信徒=約300人
在家信徒=約1350人
▼国外
ロシア人信徒ら=約160人

■拠点施設
▼国内=15都道府県下32か所
▼国外=ロシア連邦内に数か所

【公安調査庁公表】
2007/11月:出家500人+在家1000人=1500
2011/10月:出家400人+在家1100人=1500
2013/06月:出家300人+在家1350人=1650

出家の減少分を在家増強で補う。
2015現在の教団の資産額=6億9000万円(現金+預貯金など)
※注意=Aleph(主流派)+ひかりの輪(上祐派)=オウム真理教としている。
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■組織形態,意思決定機構■

2015現在、教団の中心的内部組織として、
➊「Aleph」の名称を用いて活動する集団
❷「ひかりの輪」の名称を用いて活動する集団

が存在しいずれの信徒も、
「オウム真理教の教義を広め,これを実現する」との共同目的を有して活動しているところ、
➊「Aleph」においては「合同会議」が、
❷「ひかりの輪」においては「役員会」が
それぞれ設置されており、麻原の意思に従い、また麻原の意思を推し量りながら、
組織運営に係る決定[決定機関]を行っている。

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■麻原ファミリーをめぐる教団運営の混乱■~妻⇔三女(松本麗華)・長男

教団は、麻原の長男・次男を「教祖」とする新体制を発表していたが(平成8年1996年/6月)、
「宗教団体・アレフ」への名称変更に伴い(平成12年2000年/2月)、「新団体は教祖を置かない」との規定に基づき,
表向きには教祖と位置付けないものの、2人[長男/次男]を崇拝の対象としていた。

しかし、
平成25年2013年/10月以降,麻原の妻(◆松本知子◆⇒改名松本明香里)は、
主流派の一部の幹部信徒と共に、《次男》を教団の活動に復帰させる事を画策した。

この計画を知った麻原の三女(◆松本麗華◆)は、
主流派の幹部信徒を仲介して,観察処分下にある教団の運営に関わらせる事に反対している!と一部の幹部信徒に伝えると共に、
この計画を進めようとする信徒らを批判する内容の文書を全国の幹部信徒に送付した(2014/1月中旬及び2月中旬)。

こうした中、
主流派の意思決定機関である「合同会議」は、三女(◆松本麗華◆)の意向に同調して行動した幹部信徒らに対し、
教団を分裂させる行動に当たるとして除名処分を行った(2014/5月)。

同除名処分をめぐって、
信徒の中には、異を唱える者も現れ,除名反対派と除名賛成派に分かれて信徒間の軋れきが顕在化し,
除名反対派の幹部信徒が,相次いで長期修行や除名処分を命じられるなど・・・

麻原ファミリーの教団運営への関与に端を発した混乱が,教団全体に波及する状況となった。
さらには,主流派が長男の誕生日に合わせて開催したイベントについて、
◆長男◆は,氏名や写真の使用差止めと計4千万円の損害賠償を求め、主流派に対して訴訟を起こしており(2014/10月)、
今後も、教団運営に影響を及ぼす麻原ファミリーの行動が注目される。

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■教団の武装化の起点・契機■~次女[3回目の再審請求]

1990年(平成2年)2月施行の衆議院議員総選挙に落選した事などを契機に教団の武装化を進めた。
▼松本サリン事件=死者8人+負傷者143人
▼地下鉄サリン事件=死者12人+負傷者3000人以上
などを引き起こし、
1995年(平成7年)5月16日に殺人及び殺人未遂容疑で麻原彰晃を逮捕⇒その後13事件で起訴され、
2006年(平成18年)9月に死刑判決が確定した。⇒2015現在東京拘置所(60歳)にいる

2015現在東京拘置所に収監されており、
2013年(平成25年)5月には、◆次女◆が3回目の再審請求を申し立てたものの、
2014年(平成26年)6月、東京地方裁判所は同請求を棄却した。
なお,同月(2014/6)、麻原の弁護人が東京高等裁判所に即時抗告している。

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▼週刊朝日2015年3月27日号より抜粋▼.dotより

●2000年/1には《長女と長男》が茨城県内で生活中の時に・・、
次女と三女(◆松本麗華◆)が信者と共に乗り込んで長男を連れ去るという事件が発生した。
教団内の権力闘争が明るみに出たほか、
(麻原彰晃の)子供たちの間でさまざまな不和が生まれた原点ともされる。

2000年(平成12年)1月に長男を連れ去ろうとした事件で、
2000/2月19日に松本麗華は逮捕され、保護観察処分となった。

●2004年には三女(◆松本麗華◆)が和光大学(東京都町田市)に入学を拒否されたとして提訴
⇒東京地裁は違法と認定した。

●長男は昨年2014/10月に「教祖となるかのように扱われた」とアレフを提訴。
教団とは無関係だと主張している。
訴状によると、アレフは、長男の誕生日に関係する催しを長男に無断で開催し、催しの中で長男の氏名を使用したという。

三女(松本麗華)も2014/12月に「アレフ幹部と認定されたのは不当」として、
国(公安調査庁)の他、1面で報道した産経新聞とアレフを訴えた(⇒しかし、訴訟状況はまだ出てない)。
長女、次女は沈黙を守っている。

※週刊朝日2015年3月27日号

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▼■松本麗華■▼

16歳の時に教団から離れ通信制の高校に入学し
大学に入学して卒業した[心理学/心理カウンセラーの勉強]。

松本麗華は、
2015現在は次女と長男(弟)と親代わりの人χと同居している。
他の兄弟とはつながりがない。
母(松本知子=改名/松本明香里)とは断絶状態にある。

①親代わりの人χ=??知恵泉??~オウムとの関連性不明
②次女[1981年生れ2015現在34歳]
③三女=松本三女アーチャリー松本麗華[1983年生2015現在32歳]
④長男[1992年生2015現在23歳]

2015/3ニュースZEROの取材の中で、
松本麗華(31)が被害者の方に向けてのお詫びの言葉が全くなかった。
かつ麻原彰晃への溺れる愛情の表現コトバになっていた。
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麻原の家族は現在、みなバラバラで生活しているという。
➊妻の知子は次男と共に埼玉県内にあるアレフ本部の近くで暮らし、➽知子・次男group
❷次女と三女(松本麗華)と長男も近所の別宅に住んでいる。➽次女・三女(松本麗華)・長男group
❸長女と四女(聡香)は一人住まいだ。➽長女1人住まい・四女(聡香)1人住まい

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■麻原彰晃+松本知子⇒子供6人■

▼出産順▼
➊長女
1978年生(2015現在37歳)
ホーリーネーム=ドゥルガー
❷次女
1981年生(2015現在34歳)
ホーリーネーム=カーリー
❸三女
1983年生(2015現在32歳)
ホーリーネーム=アーチャリー
本名=松本麗華
2013年7月からブログを立ち上げて麻原彰晃に関する内容を書いている。
本を出版《止まった時計/麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記》講談社1512円
上祐と同じく、民間TV・NHKに良く出演する。
❹四女
1989年生(2015現在26歳)
ペンネーム【松本聡香】で自叙伝を出版/4780円
《私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか/地下鉄サリン事件から15年目の告白》徳間書房
四女の過去では、自殺未遂やネットカフェ難民、ホームレスなどを経験した。
❺長男
1992年生(2015現在23歳)
教団から皇子の称号を与えられる。しかし・・・・

長男はアレフに対して
写真と名前の無断使用禁止を求める提訴を起こし、名誉棄損で4000万円の請求をした。
長男は現在大学3年生=関西の大学に進学した。
❻次男
1994年生(2015現在21歳)
春日部共栄中学校に合格したが、《麻原彰晃の息子》という理由だけで入学を拒否された。

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■麻原彰晃+愛人A,B,C,D,E,F....⇒6人の愛人の子■内訳=石井久子が3人+他の愛人などで3人

愛人A▼石井久子(2015現在51)
ホーリーネーム=マハーケイマ正大師⇒既に脱会した。
麻原彰晃との間に3人の子を生んでる。
3=双子+1
子供たちとは暮らしておらず、神奈川県近郊で父親と2人で暮らしている。
2000年11月に懲役3年8ヶ月の服役終えて出所。一時精神を病む。
2015現在は訪問介護の仕事しながらマンションで父親と2人暮らし。

▼飯田エリ子(2015現在50)
ホーリーネーム=サクラー正悟師⇒既に脱会?。
2002年8月に懲役6年6ヶ月の実刑を終え出所。出所数ヶ月前に脳出血。現在は都内の実家で暮す。
右半身麻痺。リハビリのため実家(府中市?)と病院を往復する毎日。
現在も後遺症が残り車イスと杖が必要な生活を余儀なくされている。

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■苦悩する松本死刑囚の25歳四女「父の死刑は絶対に執行すべき」■
2015/3/17北海道新聞

1995年3月の地下鉄サリン事件から20年を迎えるのを前に、
松本智津夫死刑囚(教祖名麻原彰晃60)の四女(25)が2015/3/17日までに共同通信の取材に応じ
「謝って済むものではないが、被害者の方には、いつも生きているだけで申し訳ないと思っている」(四女)
と心情を明かした。
松本死刑囚には複雑な感情を示しつつ、被害者にとって事件が終わらない事を挙げて
「父の死刑は絶対に執行されるべきだ」(四女)と述べた。

現在は教団と関係を絶ち、家族と離れ生活している。
松本死刑囚は地下鉄サリン事件から約2カ月後、
当時一緒に生活していた山梨県上九一色村(現甲府市、富士河口湖町)の教団施設で逮捕された。

※四女への取材場所=東京都内
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■ひかりの輪の上祐史浩の戦略■

・“麻原隠し”の一層の徹底を図る上祐派
・麻原の影響力を保持している実態に変化なし
・宗教色を払拭して観察処分逃れをもくろむ取組を継続

上祐派は。平成26年2014年に、上祐が自身の説法会や講演会などにおいて,
「『ひかりの輪』は宗教団体ではない」旨説明した上で、
報道関係者に施設の内部を公開し(2014/10月)、
特定の仏画を掲示していない事や祭壇を設置していない事をアピールするなど,、
各種メディアを活用して「脱麻原」の宣伝活動を展開した。

また、同上祐派は、「ひかりの輪」の設立(平成19年2007年)以来、
麻原や上祐が、麻原の化身であると説いた

➊釈迦牟尼
❷観音菩薩
❸弥勒菩薩

の「《三仏》の仏画を掲示してきたところ、
上祐が説法などを行う際に背景となる壁面には、
《三仏》の内、釈迦のみを掲示する事とした(2014/3月)。

しかし、
在家信徒が同上祐派の施設を訪問した際や、
聖地とする神社・仏閣などを訪問する「聖地巡り」においては
《三仏》の仏画を掲示していた事が確認されており、

これまで同様、上祐派の「脱麻原」の取組が,麻原の影響力を払拭したかのように装う“麻原隠し”である事が明らかとなった。
さらに「ひかりの輪」設立以来、
上祐が麻原のイニシエーションを継承する旨述べて導入、実施してきた宗教儀式については、外形的変更を加えつつも、
エネルギー移入を目的とする麻原のイニシエーションを維持しており、
依然として,麻原の影響下にある実態に変化がなかった。

上祐派は、メディア等を利用して、適切な組織運営をアピールしているが、
実際には、出家信徒の外部就労などによる賃金や高齢者の年金収入を吸い上げ、
出家信徒には数千円の現金だけを支給する教団特有の出家制度を維持している状況が確認されたほか、

上祐派が導入した「外部監査」と称する取組についても、帳簿検査すら行われていないなど、監査の実態を備えていないものであった。
さらに、同上祐派は地域住民に対して、活動拠点の施設を個人の自宅と装って、使用していた事も明らかとなるなど(2014/2月)、
同上祐派の組織体質が、依然として、欺まん的である事が明らかとなった。
また,同上祐派が資金源の一ッとしてきた「聖地巡り」と称する企画旅行をめぐっては、
これまでに少なくとも50回以上実施されてきたが、
同上祐派は,ウェブサイトで一般の参加者を募り、同事業の拡大を図っていたところ、
観光庁長官の登録を受けずに企画旅行を実施したとして,旅行業法違反の疑いで警視庁による捜索差押を受けた(2014/8月)。

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■オウム真理教■2015現在
拠点施設・国内=15都道府県下32ヶ所

①北海道⇒札幌施設
②宮城県⇒仙台施設
③茨城県⇒水戸施設

④埼玉県⇒北越谷・越谷大里・八潮大瀬・八潮伊勢野・大宮施設
⑤千葉県⇒野田・鎌ヶ谷施設
⑥東京都⇒西萩・保木間・足立入谷・新保木間・南鳥山施設
⑦神奈川県⇒横浜・横浜西施設

⑧愛知県⇒名古屋・豊明施設
⑨滋賀県⇒甲西・水口施設
⑩京都府⇒京都施設
⑪大阪府⇒生野・東大阪施設

⑫長野県⇒小諸施設
⑬石川県⇒金沢施設
⑭徳島県⇒徳島施設
⑮福岡県⇒福岡・福岡福津施設

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